アマゾンは地球最大の熱帯雨林でコロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア、ブラジル、ベネズエラ、フランス領ギアナ(、ガイアナ、スリナム)からなり、地球全体の熱帯雨林の半分を占める。その60%はブラジルにある。アマゾン川の流域面積も世界最大であり、地球上の生物の10%がアマゾンに生息するという、何においてもスケールがデカい。
1日目:初日から素晴らしい景色と体験がてんこ盛り
2日目:一日中たっぷりアマゾンを満喫
My Amazon Tours -最終日-
ナマケモノ
最終日の朝はゆっくり朝食を食べ、そのあとナマケモノの家に行った。ナマケモノは民家に住んでいる。保護をしてそのまま飼っているそう。
2匹いた。顔も色も全く違う。



手が長く、爪は鋭く、お腹は丸い。頭は丸くて小さくて首が長い。毛は硬くとても香ばしいバーベキューの匂いがした。なかなか活発な子だ。

噛まれた。ゆっくり力強く噛んでいた。

憧れのナマケモノ抱っこができてすごく嬉しかった。すごく可愛くて匂いも嗅げて、歯形までついて幸せだったのだが、なんだろうこの気持ち。もともと野生だったこの子が受けるストレスは?いくらペットとして飼われていても、そのストレスに慣れることはないだろう。抱っこさせてもらっておきながら、複雑な気持ちになった。抱っこできると言っても、長時間触るのは良くないだろう。こうやって観光客が喜ぶことで、保護以外の目的で捕われることが増えれば、それは動物好きの観光客も望んでないことになるだろう。今後の動物への関わり方を考え直すきっかけになった。
おすすめ!My Amazon Tours
今回お世話になった『マイ アマゾン ツアーズ』を自信を持っておすすめする。予想をはるかに超えるアドベンチャーでかなり大満足だった。ツアーデスクは町の中心にあるアルマス広場からすぐ。
2泊3日と3泊4日とあり私は2泊3日にしたが、移動に時間がかかるので3泊4日でも良かったかなと思う。ツアー内容は相談するといい。希望によって金額や日数も変わってくる。日数を先に決めて、内容は天気やジャングルと相談にするとオリジナルで組めるので、それも楽しいんじゃないかと思う。私の場合は日にちだけ決めて、ジャングルのプロであるガイドにお任せにした。
ツアーの流れ
イキトスを出てロッヂに着くまでは7人で移動し、ロッヂに着くとすでに数人がいる。そこでツアーを回るボートのグループ3〜4人に分けられる。内容はグループごとに違う。それは客の希望だったり、ガイドの好みもあるようだ。私たちのグループはこんな流れだった。
1日目:半日移動、昼食、ボートでサルを見る、コビトイルカを見る(一緒に泳ぐ)、夕日、カイマン、夕食
2日目:朝日、朝食、ピラニア釣り、昼食、ジャングル散策、夕食
3日目:朝食、ナマケモノ、昼食、半日移動
2日目の午後はフリーになっていて、その場で相談だった。みっちり遊べる。合間合間でゆっくりしてもいいし、庭で泳ぐこともできる。
ロッヂ・食事
イキトスから車で2時間のナウタという町に行き、ナウタからさらにボートで2時間行った先にロッヂがある。2つの川が合流し、アマゾン川という名所が始まる辺りだ。

雨季はこのように水上だが、乾季だと地面が見える。目の前の庭は他のボートも通ることなく安全に遊ぶことができる。周りもちょっとした探険ができるので、ぜひ野生に帰って遊んで欲しい。足はつかない。

ベッドルームはいくつかのバンガローに分かれていて、ダブルルームやドミトリールームがある。それぞれに開放的なシャワー・トイレが付いている。

ご飯は魚や鶏肉、まめの煮込みなどの家庭料理がワンプレートで出てくる。

コンセントがあるのはダイニングルームだけ。数に限りがあるので譲り合って使うしかない。もちろんWiFiなど無いので切れても問題ない。
ガイド
私たちのガイドはコマンド、ボートを出してくれたのはビエンさん。このコマンドがめちゃくちゃカッコいい。

2人とも口数が多い方ではないが、とても楽しい3日間にしてくれた。喋りっぱなしのガイドもたまにいるが、話し方も落ち着いているし景色を見る時などは放っておいてくれるので、この2人で本当に良かったと思う。
雨季事情
ペルーのジャングルにいたのは4月21〜23日。この時は雨が毎日夜に数時間降っていた。なのでツアー中に濡れたり、寒い思いをすることもなかった。カメラが濡れる心配をしなくていいのは楽だ。
雨季だからこそのおすすめアクティビティはジャングル散策。ガイドはコマンド。

大変なのは洗濯物。毎日乾かないし、川の水で洗っているので臭くなる。そこは諦めるしかない。周りのみんなも同じように臭いので、そんなに気にすることはないだろう。

雨季のアマゾンは最高だ。大洪水のアマゾンを体験して欲しい。
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